yoruの記録

雑記ブログに見せかけてほとんどサッカー(Liverpool,Dortmund)の話。

【プレシーズンマッチ】ドルトムント×バレンシアの覚え書的なやつ

 こんばんは、yoruです。
今回は昨日行われたプレシーズンマッチドルトムントバレンシアの試合を眠い目擦りながらリアルタイムで見たので、せっかくテルジッチ初戦だし、覚え書き的に書いておこうというやつです。ちなみにバレンシアにはほとんど触れません。

あと、昨シーズンの総括記事も参考になると思います。まだ読んでない方はぜひ。

yoru-li.hatenablog.jp

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スタメン

バレンシアのベンチメンバー多すぎてギチギチになっちゃうんで載せてません。ごめんよ。

ドルトムントの方は結構ガチメンバーというかファーストチョイスであろうメンバーが多め。欠場情報で言えば、アカンジ、シュルツは売却候補なのでプレシーズンマッチには不出場、エズジャン、マレン、ローテは怪我。アレは体調不良で欠場。(後程、検査で睾丸に腫瘍が見つかったのこと。癌かどうかは分からないが早い復帰を願いたい。)

 

テルジッチのサッカーっぽさ

 テルジッチは前回率いてるときから変わったかなというのが最初の注目ポイントだったけど、サッカーの仕組み自体はそこまで変わらず。守備はミドルサードに構えて圧縮してボールを奪う事、攻撃はロイスまでボールを届けることを第一優先に、サイドの選手の質的優位で決定機を作ることが基本線。

早すぎず、ただ遅すぎず、低すぎず、高すぎず、選手の上手さが一番出るプレースピードで試合を作っていくというのがテルジッチ流である。

 

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テルジッチもバレンシアの監督のガットゥーゾも声がばかデカかった。

 

ローゼから変わった点が一番見てとりやすいのは非保持時だろうか。バレンシアはカスティジェホがアンカー位置に入りつつ、4-3-3ぽく保持を進めるのに対して、ドルトムントミドルサードに構える立ち位置。サイドアタッカーはペナ幅に収まりハーフレーンを埋め、ムココがCB2枚を見て、ロイスがアンカーを監視という感じ。全体がコンパクトに陣形を組みボールに対して出ていく。

前半の給水タイム明けからはちょっとプレスも本格的に。ムココがCBの間というよりは近い方のCBに近づき、あえて1人をフリー気味に。そのCBからの縦パス候補、主にトップ下のゲデス、ムサに対してボランチが奪いきる速度でアタックしていく。CBと逆のドルトムントンのSHも内側に絞り、同サイドにチームが圧縮していく守備は結構効いていた。

 

続いてボール保持時。テルジッチの良いところはビルドアップに対してしっかり真正面から取り組んでいるところだ。

この試合のスタメンだったフンメルス、シュロッターベックはどちらも運べるし、縦パス出せるしというビルドアップに対してはドイツ屈指でできる2人だったのでビルドアップはそこまで苦労することなく。このCB2人の前にベリンガムとダフードがお互いのポジションを入れ替え、立ち代わりながらボールを引出し散らしていく。この2人の守備面、攻撃面の連携の円熟味はより一層増したと思う。

前半目立ったのはシュロッターベックとゲレイロのいる左サイド。シュロッタ―ベックの前にスペースがあればするするっと運べるし、それで守備が出てくればゲレイロを経由して斜めにパスを出せるしと、基本的にボールを前進させたのは左サイドだった。一方右サイドは左で詰まると、フンメルスから裏に抜けるアデイェミという縦パスが目立った前半。これはアデイェミのスピードを活かそうという事なのか、ムニエにはゲレイロのような働きが期待できないからなのかは分からないけど。まあ多分どっちもだと思う。

 

ファイナルサードはまだ連係ミスや技術不足が目立った。これは監督どうこうというより選手間の相互理解やコンディションの時間待ちなところはある。

 

という事でまあそこまで大きくテルジッチが変わった点は見られなかったプレシーズンマッチ。今シーズンの方向性は見えた一戦だった。

あとは選手個人評にて。全員は書かないけども。

 

(目立った選手の)個人評

コベル

本日もお疲れさまでした。今後とも何卒よろしくお願い致します。

 

シュロッターベック

君、運べるし、遠く見えてるし、縦パス出せるし、左利きだし。いいとこいっぱいあるやん。

 

ムニエ

アデイェミが大外立ってるから、縦パス出せないとムニエが内側入っていくことになるんだけど、左足が使えなさ過ぎて厳しいことろはあった。ピッチ中央側に背中を向けられないというか、ああ、そこスッと出せないか~と。スピードを要求するアデイェミとは相性悪そう。モレイ見たいよ。

 

ダフード&ベリンガム

どんどん連携が良くなっている2人。プレスに決して遅れることも無く、全方向対応可能な万能コンビ感が出てきた。ゴレツカ&キミッヒを目指せ。ほぼスタメン確定、ファーストチョイス。

 

アデイェミ

 カウンター時に3対1ぐらいでも普通にスピードで置いていけそうなところとか、ザルツブルグっぽいスペースがあってオープンな状況ならいい感じ。スピードが上がってもプレー精度が落ちないのはすごい。ただ対面の相手を静態の状況から抜くのはまだちょっと厳しそうなのでサポートしてあげないとなと。左利きなのでオーバーラップしてあげてカットインとかできるのか見たかったけど、SBがオーバーラップしてくれなかった。

 

ムココ

頑張ったで賞をあげます。プレスにサボることなく、走り続けたのはすごい高評価。サイドに流れてもキープ力はあるし、いい成長の仕方をしていると思う。焦らずにゴールも狙ってほしい。アレが開幕遅れそうなので期待がかかるよ。

 

アザール

マジ何してんねん。プレシーズンマッチからアザールクラスは結果を求めてほしいのにプレー精度が悪かったり、ロストをしたりと、いいところ何もなく。太ってる場合じゃないぞ。

 

ズーレ

デカい。確かに速いけど吹っ飛んだ。君、CBなのにセットプレーの時壁役なんだね。

 

ブラント

上手いんだが、上下動が少なくボールを引き取って運んで散らすみたいなことができないので、ベリンガムに代わってボランチしたらボールが全然前に進まなくなった。基本的に立ってるところで上手い人なんだよな。どう使おう。どこに売れるんだろう。

 

ジェイミー・バイノー=ギッテンス

アザールに代わって後半から左SHやったらすぐPKを取った。1対1で仕掛けてPK獲得なので素晴らしいです。まだパスを出した後の動きだったりプレスは未熟な部分があるがまだ17歳なんで気にしなくていいです。

 

アカンジ

これがピッチに入ってくるベンチ外の選手の恰好か?

 

さ、アカンジをオチで使ったことろでこの辺で。モレイ、レイナ、エズジャンあたりは見たいですね。

バレンシアは4番のユヌス・ムサと7番のゲデスが上手かったです。特にムサを真ん中で使うのはカッコいいと思う。

 

それでは。

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